各町の紹介
11支部各町の特徴
「おわら風の盆」は旧町と呼ばれる11の町で行われます。11の町それぞれに「富山県民謡越中八尾おわら保存会」の支部が組織されており、その支部毎に活動。「おわら節」の演奏、踊りは基本的には共通していますが、支部によっては唄や踊りに昔ながらの特徴を残しているところもあります。
・各町内の踊りの様子はこちらです。
・9月1日~3日の本番の様子や過去の町流し映像はこちらから(有料)

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1. 西新町
11支部の中で最も南に位置する支部で「新屋敷」という通称も。腰を深く落としてから大きく伸び上がる所作の男踊り、繊細かつ優美な女踊りと相まっての町流しは見応えがあります。 -
2. 東新町
11支部の中で最も高台に位置する支部。少女たちが愛らしい早乙女衣装をまとって踊るほか、カイコを奉った若宮八幡社があり、境内で披露されるおわらには独特の風情があります。 -
3. 上新町
旧町の中で一番道幅が広いので、比較的容易に町流しを楽しむことができる支部です。午後10時からはじまる「大輪踊り」は、観光客も輪に入って踊ることができ、大変好評です。 -
4. 諏訪町
東新町へ続く緩やかな坂道にボンボリが並び、坂のまち風情を色濃く残している支部。道の両脇を流れる用水の水音と狭い家並みにおわらの音曲が反響し、最高の舞台を演出します。 -
5. 鏡町
かつては花街として賑わった町の支部。芸妓踊りの名残もあって、女踊りの艶と華やかさには定評があります。舞台踊りや輪踊りをおたや階段に座って鑑賞するスタイルが有名です。 -
6. 東町
旧町でも古い町にある支部で、かつては旦那町とも呼ばれたほど大店が連なっていたと伝えられており、他支部と違う色合いの女性の衣装に当時の旦那衆の遊び心が伺いしれます。 -
7. 西町
東町とともに旧町の中心にあって、旦那町として栄えた支部です。昼間に行われる、禅寺坂を下った先にある禅寺橋で石垣をバックに踊る「輪踊り」には独特の風情が感じられます。 -
8. 今町
古刹聞名寺の正面に位置する町で、東西両町の中心に位置する事からかつては「中町(なかまち)」と呼ばれていました。戸数が少ない為一家総出で参加したり、今町を離れた人も参加できる体制をつくり、行事の運営に取り組んでいます。 -
9. 下新町
福島から旧町への入口にある支部。坂の中腹には八幡社があり、春季祭礼の曳山祭では曳山が奉納されるメイン会場となっています。朱色を基調とした女性の浴衣が特徴的です。 -
10. 天満町
東西北の三方を川に囲まれた町にある支部。おわらの唄の途中に「コラショット」と囃子を入れて、音程を下げて力強く歌う独特の歌い方「コクボ(川窪)おわら」があります。 -
11. 福島
旧町から移り住んだ人達を中心に結成された最も新しい支部。歴史は浅いものの11支部の中で最大のおわら人口を誇ります。大人数で広い通りを流す福島独特の町流しは見応え抜群。
配信について
9月1日~3日の本番の様子や過去の町流し映像はこちらから(有料)
- 企画 :株式会社ケーブルテレビ富山
- 協力 :株式会社ニューメディア・おわら風の盆行事運営委員会
ライブ配信概要
【日時】 2025年9月1日(月)~3日(水)
※ 上記期間中、毎日18:00~23:00の間に各会場の様子を生配信いたします。
チケット1枚のご購入で、3日間すべての配信がご覧いただけます。また、後日配信予定のアーカイブや、過去の町流し映像などの特典映像も視聴可能です。チケットは上記特設サイトのほか、おわら風の盆会場の特設ブースでもお求めいただけます。
※ ご視聴にはスマホ等へのロコテレアプリのダウンロードが必要です。
※ チラシもごらんください。